【ポケモンAI】パーティーバランス計算ツール Ver. 1.3
Pokémon VGC Team Performance Evaluator
(ポケモン剣盾 パーティバランス計算機)
https://pokemon-tp-eval.herokuapp.com/
アップデート内容
候補ポケモンの追加(10匹)
シングルバトル環境の変化に応じて、以下の10匹をDBに追加しました。
・ジュラルドン
・ピクシー
・ゲンガー
仮想敵選択のデフォルト値を変更
ランクマッチにおける禁止ポケモンの設定とそれに伴う使用率の変化に伴って、仮想敵のデフォルト値を変更しました。
評価方法「指定した仮想敵への評価値」の追加
検索タブ>評価方法 から選択できる評価方法を追加しました。
仮想敵を具体的に4匹まで選択し、それらの仮想敵に全体的に強いポケモンを順位付けして表示します。
・設定できる仮想敵は「仮想敵選択」タブで選択しているポケモンです。
・PT候補内(後述)、かつ現在のPTに設定していないポケモンの中から検索されます。
・「評価値」欄は指定した仮想敵に対する対面評価値の合計です。
・現状は同一の仮想敵を複数選択できるようになっていますが、修正予定です。
※画像注 :「Battle Team」タブは実際のアプリには存在しません
評価方法「PTの苦手の合計」追加
検索タブ>評価方法 から選択できる評価方法を追加しました。
現在のPTに追加したとき、PT全体の苦手の合計値が低くなるポケモンを順位付けして表示します。
・PT候補内(後述)、かつ現在のPTに設定していないポケモンの中から検索されます。
・「評価値」欄は以下の手順で計算した値です。
(1)現在のPTにそのポケモンを追加した新しいPTを考える
(2)仮想敵ごとにPTの総合力(対面評価値のPT合計)を計算していく
(3)負となった値のみを足し合わせる
PT候補選択機能の追加
仮想敵と同様に、PT候補ポケモンの選択機能を追加しました。ここでチェックマークをつけたポケモンは以下の項目のリスト表示に用いられます。
・パーティ設定で選択できるポケモンのリスト
・検索機能で「検索結果」に列挙されるポケモンのリスト
イタリアにおけるバイク関連の法的制度
バイクの種類、呼び名
・Motociclo/Motocicli
一般的な(原付でない)バイクのこと。
・Ciclomotore/Ciclomotori
原付。スクーターやモペッド。
法的な区分ではMotoveicoloという呼び方もあります(上2つとの関係はよくわからず)。
ただ、一般的(特に会話中)には、全部引っくるめて"Moto"と略します。
法定速度と通行可否
イタリアの道路にはいくつかの区分があり、法定速度(最高速度)とその道路に進入できるバイクの種類は区分によって異なります。
Limiti di velocità in Italia - Wikipedia
道路区分 | 法定速度 | 通行可な最小排気量 |
---|---|---|
Autostrada (高速道路) | 130 km/h | 150cc |
Strada extraurbana principale(第一級幹線道路) | 110 km/h | 150cc(※) |
Strada extraurbana secondaria(第二級幹線道路) | 90 km/h | |
Strada urbana(幹線道路) | 50 km/h | |
(道路区分に関わらず原付の場合) | 45 km/h |
※サイドカー付きは250cc
※日本語名は正式ではありません
法定速度については道路の区分によって細かく分かれています(この下にもさらに低速な小規模の道路が定義されています)。
原付の法定速度は45km/hですが、日本の30km/hと比べると比較的現実的な緩めの設定だといえます。
通行可能な最小排気量については、「高速道路は150ccから」と覚えておけば問題ないでしょう。
ここで表を見返すと疑問に思ってしまうかもしれませんが、どうやらStrada extraurbana principale(第一級幹線道路)はAutostrada(高速道路)と似たようなものらしいです。
その証拠に、進入口に掲げられている道路標識は以下のように色違いになっており、道路を走っている限りでは同じ高速道路のカテゴリに見えます。進入できない車両の区分も図示されているので、間違って入ってしまうこともなさそうです。
Autostrada
Strada extraurbana principale
おまけ:
現状は「高速道路は150ccから」なのですが、この排気量制限を125ccに引き下げる動きがあります。日本の道路交通法に対応するCodice della Stradaという法律を改定するという案です。2019年夏に委員会を通過したという情報はありますが、その後の音沙汰がない(コロナのせい?)ため、インターネット上でも一体いつから施行されるのかというQ&Aが見受けられますが、現状はまだ未定だと思われます。
参考:
Cilindrata minima moto in autostrada: norme e limiti
免許制度
イタリアはEU加盟国なので運転免許証も基本的に欧州経済領域(EEA)の定める共通規格に準じます。
バイク(モペッド、オートバイ)の免許種類(上記Wikipedia記事の再掲)
免種 | 説明 |
---|---|
AM | 設計最大速度が45 km/h以下かつ排気量が50 cc以下である2輪もしくは3輪であるもの。 |
A1 | 排気量が125 cc以下かつ出力が11 kW以下である自動2輪。出力が15 kWである自動3輪。 |
A2 | 出力が35 kW以下かつパワーウェイトレシオが0.2 kW/kg以下かつ車両から2倍以上の出力を供給されていない自動2輪であるもの |
A | A1に属さないすべての自動2輪もしくは自動3輪であるもの。経験2年未満の者は、25 kW以下かつ0.16 kW/kg以下に限る。 |
日本人がびっくりする点は以下の点でしょう(これもWikipedia内の情報)
・AM(原付)免許は14歳で取得できる。
・B(普通自動車)免許所持者であればA1区分まで運転できる。
・A2免許の制限が排気量ではなく出力(馬力)。
国内(およびヨーロッパ)市場のバイクラインナップもこの免許区分を意識した顔ぶれになっています(A2免許で乗れる300ccモデルなど)
ちなみに現実的に日本人がイタリアの観光地などでバイクを運転する場合は国際運転免許証を使用することになることになると思いますが、この場合の排気量・出力制限はありません(国際運転免許証の二輪車の区分が一つしかないため)。
移住者の日本人の場合、1年経過後は国際運転免許証が失効するため、イタリアの免許証への書き換え手続きをする必要があります(下記の過去記事参照)。
(ここからは現在も調査中なのでやや適当)
保険制度
イタリアの自動車・バイク所有者に対してはRCA(Responsabilità civile autoveicoli)という法的義務?があり、万一の事故の際に損害を補償する自動車保険に最低一つ加入することが求められます。保険会社が提供できる保険内容もこの規約によって公正にコントロールされています。
ということで、日本同様に代理店やネット経由で自分の車両の損害を補償するバイク保険に加入する必要があります。保険の内容については日本とほぼ同じで、車種や年齢、等級によって価格が決まり、付帯する保障を自分で取捨選択して1年単位で契約します。複数の保険会社で価格を比較できる便利なWebサイトもあります。
日本でいう自賠責保険のようなものはない模様です。
参考:
Responsabilità civile autoveicoli - Wikipedia
保険価格の例(27歳男性(国籍:日本)、新規契約、250cc新車)
車検制度
車検については初回登録から4年後に義務が発生します。それ以降は2年おき(一部の旧車などは1年おきの場合もある)。その代わり排気量によらずすべてが対象?
そもそも4年以内にバイクを買い換えてしまうことも結構ありそうです。一応日本の車検ほどお金がかかったり、待たされたりすることはないようです。
参考:
Revisione moto: ogni quanto si fa la revisione, scadenze, costo e novità - News - Moto.it
おまけ イタリア語を学ぼう
motociclo: バイク
autostrada: 高速道路
due ruote: 二輪
cilindrata: 排気量
patente di guida: 運転免許証
assicurazione: 保険
revisione: (ここでは)車検
イタリア(EU)の運転免許証への書き換え ~Anagrafe編~
たまにはこういう記事を書いてみようと思う。
タイトルも検索に引っかかりやすいように普通な感じにしておいた。
イタリアで効力を持つ運転免許証
イタリアで車を運転するために何が必要か。そう、運転免許証である。
関連する運転免許証は次の3つがある。なおイタリアと書いていますがだいたいの部分は他のEU諸国も同じです。
(1)日本の運転免許証
イタリアでは使えない(それはそう)。
(2)国際運転免許証
イタリアに上陸した日から1年間は使える。
https://www.npa.go.jp/policies/application/license_renewal/pdf/HP3monthpicture.pdf
(3)EUの運転免許証
EU全域で効力を持つ。
つまり、留学や海外転勤などでイタリアに移住した(かつ車を運転したい)人が取る流れは次のようになる。
上陸前:
・日本で国際運転免許証を発行しておく。
上陸後、1年以内
・EUの運転免許証を申請しておく。
・国際運転免許証で(※)運転する。
上陸1年後以降
・EUの運転免許証で運転する。
※国際運転免許証だけが効力を持っているはずなのだが、レンタカー屋などの独自の規定で日本の運転免許証の提示を求められることがあるので、実際は日本の運転免許証も持っていた方がいい。
(なお、イタリア人は日本語が読めないので日本の免許証の実物を前に記載内容を自己申告しながら手続きを進めることになる。意味があるのか)
EUの運転免許証の取得
ここからは今日実際に行った流れを説明していく。
例の通り細かいことは全部コンサルがやってくれたので、概要だけの説明になる。
イタリア移住に関する主要な証明書類の中での順番はこんな感じ
・滞在許可証 (Permesso di Soggiorno)
・保険証 (Tessera Sanitaria)
・住民登録
・IDカード (Carta d'identità)
・運転免許証 (Patente di Guida)
(IDカード)
最初に重要なことを説明しておくと、
日本で取得した運転免許証は、現地での運転教習や学科試験などなしにそのままEUの免許証に書き換えできる。
個人的にはそりゃそうだろうと思っていたのだが、どうもアメリカは違うらしい。みんな教習所に通って新規に免許を取得している(日本より遥かに楽だとは聞くが)。
ちなみに、書き換え可能だとして、普通・中型・大型や二輪の排気量などの免許区分がどう対応づけられるのかという疑問があるが、実際に書き換え後の免許が届いたら結果をお知らせします。
2020/10/06追記: たぶん二輪は制限なしです
2020/10/12追記: 二輪は125ccまでのA1クラスになりそう
とにかく今回の (日本領事館-トリノ陸運局間の)運転免許書き換え申請は以下が必要になると言われた。
(1) IDカード (Carta d'identità)
(2) Certificato Storico di Residenza (滞在経歴の証明書?)
(3) 日本の運転免許証の翻訳証明
上に書いた主要書類の中でIDカードと運転免許証はおそらく車を運転しない限りは必要にならない。ということで今までどちらも持っていなかったので今回まとめて申請することになった。
ちなみにIDカードはイタリア国民も持っている正式な身分証明書で、もし車を運転だけでなく購入することになった場合は必要になります。
10/13追記: 今回は運転免許証そのものではなく、上記の必要書類を集める段階です
(1)(2)を戸籍課(Anagrafe)で申請し、その場で発行される控えを一時的な証明として、(3)の領事館での申請に向かう流れらしい。
正式なカードや証明書の発行と配達が遅すぎるので、だいたいの証明書は控えだけでも法的に効力を持つようになっている。
(当日)
ということで、朝イチで戸籍課(Anagrafe)で待ち合わせとなった。
ご覧の通り激混みなのだが、イケメンコンサルが予約を取ってくれたおかげで優先入場できた。(さすがプロ)
(1)の申請には(その場では)特段大したものは必要なく、パスポートと証明写真だけ手渡して済んだ。ついでに(2)も申請する。トータル30分ぐらい。
控えの紙をそれぞれ受け取って、Anagrafeでの手続きは終わり。実物は5営業日ほどで自宅に郵送されるらしい。
今回は(3)もコンサルに任せる(自分自身では領事館に行かない)都合上、領事館発行の申請フォームと代理申請のための委任状もその流れで記入して手渡した。ちなみにこの翻訳証明の申請に必要なものは以下。
・翻訳証明書作成・記入用紙
・証明書発給申請書
・代理申請の委任状(本人が申請しない場合)
・日本の運転免許証
これについては記入例もあるし何も心配することはない。領事館に提出する書類なので、全部日本語。自分だけでもできそう。
これで後はコンサルと領事館と陸運局が頑張ってくれることを祈るだけになった。
早く届くといいな。
10/13追記: 10/1にコンサルから翻訳証明の電子データが届きました。記事中でAnagrafeに行ったのが9/23、約1週間後になります。
→ ACI編に続く