nasneを買いました
カテゴリ:自慢
世界一便利なネットワークレコーダー兼メディアストレージであるnasneを買ったら世界一便利な地デジ録画環境が整ったのでレビューっぽいものを書いてみる
nasneとは
nasne公式HP:
http://www.jp.playstation.com/nasne/
ネットワークレコーダー・メディアストレージと聞いてよく分からない人もいると思うが、簡単に言うなら
「テレビを録画して、それを有線LANか無線LAN経由で家のPCとかから見れるようにするやつ」
である。
BDレコーダーと何が違うかと言うと、こいつ本体にはあくまでも撮ったものを保存するHDDしかついていないので、それを視聴するための端末(クライアント)がないと使えない。
BDレコーダーはディスプレイさえ繋げばリモコンで全部操作できるよね。
メディアストレージっていうのはそういうふうに、クライアントがアクセスできるファイルを保持しておく機能のことをいう。
設置
というわけで買いました。
箱から出すとこんな感じ。結構小さい
設置と配線
PS3用地デジチューナーとその接続は必須ではないが一応。nasneと一緒に使えるらしいです。
一応我ががりゅう城のネットワーク構成を図示しておくとこんな感じ
最終的に無線ルーターにぶら下がっている全ての端末(3DSは無理だが)からテレビを視聴できるようになる
LANケーブルを挿した状態で電源が入ると自動的にnasneがネットワークに認識されるので、初期設定はネットワーク内にある端末のどれかから行う。
ここに詳しく書いてあるのだが、一番上に書いてあることもあって今回はPS3からやった。
http://manuals.playstation.net/document/jp/nasne/nasnehome/index.html
実際は、nasneを繋いだ瞬間に初期設定をするよう指示するダイアログが勝手に出てくるので、それに従うだけ。
ちなみに、PS3にtorneがインストールされてない場合は最初にそのインストールが必要になるかも(確か箱の中にシリアルコードが入ってたはず)
torneを起動して、
nasne/「レコ×トルネ」設定を押すだけ。
よく覚えてないが、記憶に残らないくらい簡単な設定しかしなかったと思う。
たぶんこれで初期設定は終了。
PS3から使う
テレビの視聴・録画は先ほども出てきたtorneを使う。
特徴としては、動作がめちゃくちゃ速い。BDレコーダーやTV付属の録画機能とかだともっさり感は否めなくて、番組表を1ページスクロールするだけで2秒ぐらいかかったりするがこちらは全くそんなことはない。
まあゲーム機としての高性能プロセッサを積んであるわけだし多少はね
ただ、録画本数が増えてくると起動が少しもたついてメニュー画面で5秒程度固まる
また、nasneはメディアサーバーとしてもPS3に認識されているため、XMBバーからも色々操作できたりする。
これはビデオからnasneを選んだ画面。実はtorneを起動しなくてもここから地デジを再生できる
PCから使う
本体をひっくり返すと、こんな感じでMACアドレスとファイルサーバー名が書いてある。
このファイルサーバー名をエクスプローラに打ち込むとnasneのディスク領域にアクセスできる。
デフォルトでshere1となっているのがnasneの内蔵HDDなので、その中に入れたファイルはnasneのメディアサーバー機能を使ってネットワーク内に配信できる。
例えば次のようにPHOTOフォルダに写真を入れてみると、
nasneを通じてPS3からも見れるようになる。
さて問題のテレビ視聴機能だが、クライアントアプリケーションとなるのがこちら
PC TV with nasne: \3,240
http://store.sony.jp/Special/Game/Nasne/Pcnasne-dl/
ワンランク上のお値段なのはさておき、PC用に最適化された情報量の多いUIである
こいつの使い勝手より何よりも伝えたいことは、PCでテレビが見れることの素晴らしさ。
まあPT3なんていう有名なTVチューナーはあるが、あれは本格的にPCを録画サーバーにする人向けで、ノートPCや低スペックPCで軽く地デジを視聴したいという用途にはあまりにも大掛かりだろう。
縮小表示や最小化とかもできるので、1日中PCに貼り付いてるような人にとっては作業環境から1.14514秒で地デジ視聴体勢に移行できる神アプリである
それと
キャプチャができる
(ちなみに、普通のPrintScreenキーの機能はアプリ側で封じられてるので別途スクショを撮るフリーソフトかなんかを用意しないとダメです)
スマホから使う
歴史的にいくつかのアプリがあったみたいだが、今はたぶんiOS/Android共にこいつをインストールすればいい
TV SideView: \500
http://info.tvsideview.sony.net/
個人的にnasneの中で一番すごい機能だと思うのだが、このアプリについてはnasneの所属しているネットワーク外からでも利用できる。
事前に同じネットワーク内で機器登録を行い、SENアカウント・Twitterアカウント・Yahooアカウントのどれかでログインしておけば外出先からnasneにアクセスできる。
これはリアルタイムで地デジを視聴している画面。自宅のwifiネットワークではなく4G回線に繋がっているのがお分かりいただけるだろうか
まあさすがに移動中の電車内や、3G回線だとちょっとキツイ。都内なら無料wifiとか4G回線すぐ捕まるし普通にイケるかも
もちろん撮りためてある番組も見られる。録画予約もできる。個人的にはスマホでできる=ほぼいつでもできる なのでとても便利。
まとめ
以上世界一便利なネットワークレコーダー兼メディアストレージであるnasneの紹介でした
こんな記事書くぐらいなんで当たり前ですが個人的には買って正解です。
PC画面から目線を変えずにスムーズに深夜アニメの視聴に移れるのが快適すぎるし、深夜帯でなくても普通にテレビを見る時間が増えたと思う。
あとは、これも自分で使っていて思ったことだけど、年末や長期休暇中に帰省する下宿生には便利かなと思う。
帰省中暇なときに録りためた番組を見て過ごすという選択肢が生まれるし、テレビが家族に占領されているときにも下宿先のnasneを使って自分だけ別番組を見られる。
はて、ぼくはSONYの回し者でもSONY信者でもありませんがこのnasneというやつAmazonでは2万円ほどで買えるそうですね
最後に、本研究を進めるにあたり心の支えとなって下さった椎名心美さんに深く感謝申し上げます。