InstaCheck
今日の昼話題になったこれな
http://www.smogon.com/forums/threads/instacheck-hotspot-a-fast-pok%C3%A9mon-checker-for-xy.3492531/
誤解を恐れずに言うと、XY版ポケチェック。3DSがインターネットに接続する際にPCを経由させ、送受信されるパケットを解析している。(あくまで俺の中でのイメージ)
該当URLに
"does not work for GTS trades, as the GTS is encrypted this generation."
とか書いてあるけど、じゃあ今作のGTS以外は、全部平文で通信しているのか…?
まあ詳しいことは分からないが…
モノは試しということで、早速使用しようと思った。
まず必要なもの(Requirements)のチェック。この中で、
The computer must have an internet connection, and have a wi-fi connection not being used for internet.
これだけが気にかかる。
PCの無線LANは3DSのアクセスポイントとして無線親機になるため、PC側のインターネット接続には使えないらしい。
というわけでメインPCのネットを有線接続に。というかノートPCの癖に持ち運びしないんだから無線接続にしてる意味はなかった。
わけのわからないLANケーブルが余ってたからすぐできた。
それでは導入作業。といっても
清く正しいwin7環境なので、
WinPCapというドライバ?をインストールして、
InstaCheckHotspotのソフトウェア本体を解凍するだけ。
そしたらアプリを起動して、適当にSSIDを設定して「Start Hotspot」を押す。
そして出てくる"Virtual Router Plus could not be started."の文字。
説明記事のTroubleshootingの項にも書いてあるが、現状よくわからんエラーらしくOSを再起動して気長に繰り返すしかないらしい。というわけで再起動したらできた。
これで3DS用のアクセスポイントが設置されたので、3DS側でこれに接続するためのパスフレーズ等を登録。ちなみにメインDSは接続先が3個埋まってたからサブDSでやった。
それが終わったら、ゲームを起動してインターネットに繋ぐ。
で、実は記事にも書いてあるようにこのままではダメ。
3DSは、少なくともポケモンでは接続先に設定したAPのうちどれに接続するかを選べないから、今の場合InstaCheckが建てたAPに接続したくても、常用している普通のAPに勝手に繋がってしまう可能性がある。
だから、InstaCheckの接続先以外の接続先情報は全部消しとけよ、とのことらしい。
しかしそれはちょっとめんどくさいので、単純に無線ルーターの無線機能をオフにするだけで対処した。このDSがインターネットに繋ぐ瞬間だけ他のAPが消えていればいいんだから。
無事正しくインターネットに繋げたら、PSSからフレンドとの交換を選び交換画面に入る。
そして適当なポケモンを選び「見せる」を押す。
ここらへんでPCの操作に戻り、パケットの解析をする。
ネットワークアダプタを選ぶ部分があるが、自分の場合はそれらしいものが2つあった。
どちらか分からなかったが、どっちも試してみればいいだけの話でとにかくStart Scanningを押してみればいい。
正しく解析が行われると、上のように各パラメータが埋められる。
交換の際に提示されたポケモンのパラメータが見えるのだが、自分が出したポケモンだけでなく相手が出したポケモンも解析できる。
つまり、わざわざ環境を作らなくても、一度このソフトを導入した3DSと通信すれば簡単に解析を代行してもらえるのだ。
右上の方にある欄が噂のShiny Value。0から4095まであり親とポケモンの値が一致すると色違いになる。
こればっかりが注目されがちだがその他のパラメータを見れるだけでも有用なわけで、例えば割れていないタマゴを大量に用意して個体値だけ覗き見するなんてこともできる。ボックス内で「見せる」→「キャンセル」を繰り返すだけで即時個体情報が切り替わってくれるから非常に速い。
最後に、このツールの応用として一番期待されている計画について少し真面目に。
Shiny Hatcher Community Database
http://www.smogon.com/forums/threads/shiny-hatcher-community-database.3492532/
タマゴのShiny Value(=SV)がタマゴができたときに固定されるが、その親のSVはタマゴが孵るまでは変える余地がある。
プレイヤーのSVを事前にデータベース化しておき、
できたタマゴのSVを解析して、データベース内に該当するプレイヤーがいればそのプレイヤーの元で孵化してもらう。こうすることで色違いのポケモンを生もうという計画である。
この、プレイヤーのSVデータベースというものが早速作られていて、
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0ApvTZ3ZGWQHPdFl6dWRfRTdVVGpRX21ZUnl6blhneHc#gid=0
これくらい人数が集まっているらしい。
個人的にこのアイディアは素晴らしいと思っていて、可能ならば参加したいところだった。だが残念ながら、当然のごとく外国人だらけで、連絡手段も海外のコミュニティに限られている。
英語が必須になるのはともかく、せめてTwitterでの連絡ができればよかった…
さすがに外人たちのちょっとしたSNSに利用登録する気は起きない。
ツイートのRT数にもかかわらず、日本のポケ勢たちは今回のニュースには意外と消極的だった。「そこまでして色孵化はしたくない」とかいう意見が多数の模様。
というわけで実現は遠い先になるだろうが、日本人向けにもSVの共有システムができればいいなと思った。できればTwitter軸で。4096通りもあるわけだから、相当大規模に募集しないと実用的にはならないだろうが…
誰か作ってくれよ~~~~~