I'm KUITARIDER.

がりゅうさんのサイキックミラクルブログ

つくポケを振り返って

俺がつくばポケモン大好きクラブ、通称つくポケの存在を初めて知ったのは大学2年の6月、TLにこのツイートが流れてきたとき。

最初に思ったのは「なんでくら寿司?」ということだったが、とにかく、こんなものいつの間にできていたんだろうという感想だった。気にならなかったわけではないが、文面に「顔合わせ」と入っているのもあって、メンバーはもう確定していて、新たに募集しているわけではないのかと思ったのであまり深追いはしなかった。

 

ツイートの日付を見てもらうと分かるが、実はこの時期はBW2の発売と重なっていて、俺のポケモン熱は5歳からのポケモン人生の中で一番の盛り上がりを見せていた。

それでいて、大学2年の6月。適度に暇である。【つくばポケモン大好きクラブ】とやらの存在をそのまま見過ごせるわけはなかった。ということで、とりあえずそのツイートの主であるハイタカはフォローしておいた。

 

それなら早く連絡をとって加入すればよかったわけだが、いかんせん実態が分からない。T-ACTで活動していることは分かったが、T-ACTがよく分からないので少し気が引ける(当時は意識高い系のわけのわからないセミナーの後援組織かなんかかと思ってた)

 

そうこうしているうちに夏休みが始まり、終わる。大学生の長い夏休み中はもちろん、ポケモンに明け暮れていた(と思ったが、Twilogによると実際はPSPの「那由多の軌跡」に明け暮れていたらしい。思い出は美化されるもの)。思い出したようにT-ACTのつくばポケモン大好きクラブのページを見ると、98日に初()ミーティングをやるようである。

 

さすがにもう覚悟を決めようと思った。初ミーティングというキリの良いタイミングは逃したくなかったからだ。

結局当日の朝まで悩んだのだが、朝の8時にわざわざ起きだしてTwitterを開いているところからして答えは決まっているわけで、

最高に分かりづらいが、これがつくポケ入りを決心した瞬間のツイートである。

「つくポケに入る」とは一言も言ってないあたりが俺の人間性を伺えるところであるが、とにかくこの後正式にT-ACTに登録し、その日のMTに参加して、晴れてつくポケ入りを果たすこととなった。

 

普通に考えて悩みすぎなのだが、俺は1100円の栗どら焼きとチョコどら焼きのどちらを買うかで5分程度思考するレベルの優柔不断なので仕方ない。ちなみにチョコどら焼きはマズかった。

 

そこからつくポケ公認までは、ひたすらGoogleの素晴らしさを宣伝するおじさんと化していた。つまりひとたびGoogleアカウントを取得すれば、メーリングリスト・ブログ・ファイル共有・Wikiが全て1つのアカウントで、無料で実現できること、その素晴らしさを説いた。結局つくポケは創立から今までこの形態で問題なく運営を続けているわけで、これはがりゅうさんの素晴らしき功績として誇りたいところだが、たぶん元々ハイタカも同じことを考えていたと思うので、あまり関係ない。あとは、クイタラン人形を並べてブログのヘッダー画像を撮った。

 

2013322日に、つくばポケモン大好きクラブが次年度から一般学生団体として公認されるとの連絡が来た(ハイタカ)。つくばポケモン大好きクラブ Epsode: 0 終了である。

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2013年度。新歓で1年生が入ってきてようやく普通のサークルらしくなった。KKK(関東国公立交流会)などもあって他大学のポケサーを意識するようになり、その界隈のフォロワーも増えた。ツイート数も増えた。そしてこの頃から変なbotを作り始める。

個人的には、12月に行われたポサミ(全国ポケサーサミット)が印象に残っている。批判的な勢力も含めて、全国のポケモンサークルの注意を惹きつけたイベントだったからだ。素直に、ポケモンサークルってこんなにあるのかと感心した記憶がある。あとマスダが見れた。

ポケモンへの興味はというと、ポケサー員として対戦イベントに参加する機会も増えたので、前半は対戦に時間を注いだ。XY発売前後からは個体値の生成過程やセーブデータ解析の可能性など、内部のゲームメカニクスの方に関心を向けるようになり、海外フォーラムも覗き始めた。

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2014年度は役職も引退し、一応だが研究室というしがらみもできたので意図的に活動に参加する回数を減らした。というか元々兼サーしていたもう1つの方の活動にちゃんと参加するようになった。すると不思議なもので、ポケモンモチベもどんどん落ちてくる。残念ながら社会的にはそれで全く問題ないのだが、対戦以外のイベントにも参加しなかったり、段々と出不精になっていったのは良くなかったかもしれない。忘年会にはきちんと参加してデカイ枕をプレゼント交換できたのでよかった。

ポケモンモチベが落ちたと言っても、アプローチの方法を変えただけでそれなりにポケモンのことは考えていた。自分の頭だけで考えて対戦をすると良い成績が残せないことは大体分かってきたので、多少は上がったプログラミング能力を活かして、ポケモン対戦に計算機の力を取り入れる方法を模索していた。とはいえそれはそれで難しいわけで、今のところはタイプ相性の良いPTの自動生成くらいしか実現できていないが…

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何の技術も身につかない、何の経歴にもならないサークルだが、だからこそ面白さは世界一だった。ポケモンサークルと名乗っておきながら、ポケモン以外でも多彩な活動範囲を持つサークルだった。男11人でスイーツを食べに行ったり、何かを決めるたびにすぐビンゴを始めたりするサークルに入るつもりはなかったのだが、どういうわけか楽しんでしまった。

汗も涙も特になかった気はするが、結局大学生活で一番の思い出になった。

大学2年の夏から2年半、つくポケに居られて本当に楽しかった。

 

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あと2年あるやないかーいwwww (大学院進学)